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2008/06/26
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核問題は確かに重要だと思いますが、非人道的な行いをしてきた北朝鮮に対しての世界各国からの圧力のかけかたとしては非人道的な部分を攻めたほうがよかったのではないでしょうか?
日本だけ孤立してしまうのは避けてほしいです
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北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議合意に基づき、北朝鮮は26日、核放棄に向けた「第2段階措置」として義務付けられていた核計画の申告書を議長国・中国に提出する。中国の武大偉外務次官が記者会見し、発表した。米国は同日、申告の「見返り」として北朝鮮のテロ支援国家指定を解除する方針を議会に通告する。解除は通告翌日から45日後に発効する見込みだ。
米朝関係は正常化へ向けて一歩を踏み出す一方、北朝鮮に日本人拉致問題の解決を求める日本は厳しい立場に追い込まれる可能性も出てきそうだ。
申告は核兵器などに関する情報は盛り込まれず、先送りされる。北京の外交関係者によると、申告書は40~50ページとされ、(1)過去に抽出したプルトニウム量(2)抽出のために使った核施設の稼働実績(3)核活動関連施設のリスト--などが記載されているとみられる。
抽出量について北朝鮮は当初「30キロ」と主張していたが、韓国の聯合ニュースによると、申告書では「36~37キロ」に上方修正したという。うち一部が地下核実験(06年10月)で使われたとされる。
申告での争点だった(1)高濃縮ウランによる核開発(2)シリアの核開発への協力については、シンガポールでの米朝協議(4月8日)での合意通り、申告書と別の文書に盛り込まれる。米国がウラン濃縮と対シリア協力を指摘し、北朝鮮がこれを認知して抗議しない--などと記載されている模様だ。
北朝鮮の「完全かつ正確」な核申告は昨年2月の6カ国協議合意に盛り込まれ、同年10月合意でも07年内に提出するよう義務づけられていた。
しかし、申告対象をめぐる米朝間の見解の差が大きく調整は難航。結局、核兵器は核廃棄への「第3段階」に先送りされ、米国が追及してきたウラン核開発やシリア核協力の解明は、二つの疑惑を強く否定する北朝鮮の立場に譲歩して別文書にすることで一致していた。
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