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2025/06/07
05:20:11
2008/10/15
09:00:12
世界同時株安で大変な時に、せめて食だけは安全にしてください 中国さん
厚生労働省は15日、ニチレイフーズ(東京都中央区)が中国から輸入した冷凍食品「いんげん」から、食品衛生法の基準の約3万4500倍にあたる農薬ジクロルボスが検出されたと発表した。このインゲンを食べた東京都八王子市内の50代の女性が唇のしびれなどを訴えたが、命に別条はなく、同様の被害の訴えはないという。
八王子市保健所によると、女性は今月11日夜、八王子市南大沢の「イトーヨーカドー南大沢店」でこの商品をを購入。翌12日夜に食べたところ、異様なにおいと味がしたため吐き出した。女性は口や唇のしびれと胸の不快感を訴えて病院に運ばれたが、2~3時間で症状が回復した。
都健康安全研究センターが調べたところ、ジクロルボスを6900ppm(基準0.2ppm)検出した。ただし、未開封の同一ロットの製品からはジクロルボスは検出されていない。
都によると、この商品は1袋250グラム入りで、07年8月1日に中国の業者が冷凍加工。国内では、同一ロットの商品がイトーヨーカ堂と系列店で少なくとも7万袋が流通していたが、13日から販売を中止している。この中国の業者からは昨年10月以降、冷凍インゲンが約265トン輸入されているという。
ジクロルボスは農薬や家庭用殺虫剤などに使われる有機リン系殺虫剤。厚生労働省によると、米環境保護庁が「人が口から摂取した後24時間以内に健康に悪影響を示さない」と推定する基準は、体重1キログラム当たり0.008ミリグラム。体重60キロの人の場合、今回と同濃度の冷凍インゲンを0.07グラム食べただけで、この基準に達するという。
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2008/10/14
21:00:35
どこもかしこも、客の争奪戦という感じでしょうか?
【関連ブログ】燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)
台湾は日本人観光客の誘致を目的に、補助金を支給する方針だ。燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の高騰や景気低迷などで、日本人観光客が減少しているのを受けた措置。馬英九政権が鳴り物入りで打ち出した中国人観光客の誘致も当てが外れており、補助金支給でドル箱の日本人観光客を呼び込む。
対象は団体旅行客で、2万5000人を上限に一人3000元(約1万円)を旅行会社などを通じて支給する。これとは別に、航空会社に燃油サーチャージ代の一部を補てんし、個人旅行客も誘致する。早ければ年内にも始める意向だ。
交通部(交通省)観光局によると、今年9月末までの日本人観光客数は約80万5000人と、前年同期比5万4000人以上も減少。昨年は通年で116万6380人と過去最多で、国・地域別でも首位だった。
【関連ブログ】燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)
2008/10/13
22:00:03
10月の第1週はノーベル賞の発表が恒例行事となり、世界各国のメディアが賞に応じてスウェーデンの首都ストックホルムかノルウェーの首都オスロに集結する。大きな国際会議の会場になることを除けば、北欧がこれだけ注目を浴びることは少ないだろう。日本人に受賞者が出ると、日本では大ニュースになるが、外国人の受賞者となると、顔と名前は分かっても詳しい様子はあまり伝わってこない。だが、日本人と変わらず、大いなる名誉にどの受賞者も大喜びのようだ。
2008年のノーベル賞の外国人受賞者は13日に発表される経済学賞を除いて、リュック・モンタニエ氏(世界エイズ研究予防財団)、フランソワーズ・バレシヌシ氏(仏パスツール研究所)、ハラルド・ハウゼン氏(独がん研究センター)=医学・生理学賞▼マーチン・チャルフィー教授(米コロンビア大学)、ロジャー・チェン教授(米カリフォルニア大サンディエゴ校)=化学賞▼ル・クレジオ氏=文学賞▼マルッティ・アハティサーリ氏(元フィンランド大統領)=平和賞、となった。
国際舞台でも名の知られたアハティサーリ氏や、一般にもなじみのある文学の世界にいるクレジオ氏の2人以外は科学の専門家でない限り、どういう人か思い浮かぶことはまずないだろう。ただ、ノーベル賞の受賞理由をこの数年、眺めてみると、門外漢には無縁に見える科学分野の受賞も実は身の回りの生活の進歩にかかわっていることが分かる。病気の治療法の確立や薬の開発といった人類を救う業績に焦点が当てられているようだ。
ノーベル賞でもうひとつあまり見かけないのが発表瞬間の様子だろう。受賞者が世界的にも大物で話題の人物となることが多い平和賞ではオスロでの発表がテレビ映像で流れるものの、科学関係や文学賞はいたって地味だ。いち早く受賞者を知るとなると、インターネットでの発表を待つのがいまや常識になっている。注目されるのは受賞者だけに、ストックホルムでの発表記者会見はあまり興味を引かないのかもしれない。
現在はそれぞれの発表機関の責任者が会見の場で受賞者の顔写真を投影しながら行っている。ただ、かつてはどうだったかは定かではないものの、ノーベル賞受賞をめぐる陰謀を描いた映画「逆転」(The Prize、1963年)では、発表機関の責任者が所定の時間、場所に集まった世界各国の報道陣を前に、机の上に発表文を無造作に仏頂面で放り投げるシーンから始まっていた。
ノーベル賞受賞をメーンに扱った娯楽作品は他に見当たらないだろう。しかも主演は先ごろなくなった米人気俳優のポール・ニューマン。文学賞を受賞した若き米国人作家の役で、その受賞発表に続いて日本も含めた世界各国のメディアが一斉に打電するシーンが興味深い。映画のつくられたシーンとはいえ、授賞理由の意味合いを伝えようとするところはいまの現実ともあまり違いはないようだ。
ノーベル賞はダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルの遺言に基づいて1901年に設置され、世界的な権威を持つ賞として色褪せることなく続いている。経済学賞を除いて賞金の原資はノーベル基金で、ノーベルの命日である12月10日に毎回、授賞式が行われる。
授賞者を予測することは難しいが、授賞者の世界へのメッセージや現代世界の実情を反映している場合が多い。2007年の平和賞では、気候変動対策に取り組むアル・ゴア前米副大統領が共同受賞者に選ばれた。現在は環境問題も平和賞の対象に組み込まれている。2008年は医学・生理学賞でエイズウイルスの発見が取り上げられた。
純粋な学問の世界にとどまらず、広く社会に応用され、世界の発展や改善に寄与したことが授賞の要因になっているようだ。それだけに授賞に意外性もある。ノーベル賞は受賞者だけでなく、現代を生きる者にとって授賞の意味を考えさせるものでもあり、いまも権威を保っている理由がそこにあるようにみえる。
2008/10/12
08:00:07
驚きました・・事件の真相がわからなくなりました・・・
でも、自殺できるような物がなぜ、あったのか不思議です。
【関連ブログ】三浦和義(1947-2008)
でも、自殺できるような物がなぜ、あったのか不思議です。
日米両国の捜査と司法のはざまで無実を訴え続けた元輸入雑貨販売会社社長、三浦和義容疑者(61)が、因縁の地のロサンゼルスで自殺したことは、日本の支援者や事件関係者に大きな衝撃を与えた。85年に警視庁で最初に逮捕されてから約23年。日本で無罪を勝ち取り、米国で再び逮捕されるという異例の経過をたどった事件に、三浦元社長は自ら終止符を打った。
10日に自殺した三浦和義元社長は同日午前、収容先のロス市警本部の独房でロサンゼルス日本総領事館の担当領事と面会し、元気な様子を見せていた。「食物アレルギーなので、油で揚げたものは食べることができない。そう警察に言ってほしい」と食事に注文し前向きな様子だったという。
三浦元社長は午前5時(日本時間午後9時)前ロサンゼルス国際空港へ到着。その後、ロス市警の留置場へ収監された。ロス市警は午前9時(同11日午前1時)から会見。捜査官の一人は「(元社長は)『とても疲れた』と話していたので、しばらく眠るだろう」と話していた。
しかし、三浦元社長はその約50分後、日本総領事館に電話し「留置場内で読書はできないと言われたが、確認してほしい」と領事との面会を要請した。すぐ市警本部を訪れた領事に対し、元社長は「元気だ」と答えた。
拘置所へ移るまでの暫定的な施設のため読書ができないと説明され納得。「14日に裁判所に出廷するので、それまでに弁護士に会いたい」と話したほか、提供される食事の内容に注文をつけた。面会した領事は「顔色も良く、(本人の)言葉通り元気そうだった」と語った。見回りの目をかいくぐり、自殺を図ったのは約12時間後の11日午後9時45分(日本時間午後1時45分)ごろだった。
◇遺族「なぜこのような事態に」
神奈川県平塚市の三浦元社長方は2階に明かりがついているが、反応がなく誰が在宅しているのかは分からない。午後8時半ごろ、男性が出てきて「三浦和義 親族より」と書かれた文書を詰め掛けた報道陣に配った。
文書には「ロスでの拘束中に亡くなったとの知らせを、領事館より受けました。現在も、米国政府からは、なんら具体的な説明がいただけないのが現状です。拘束中、最低限守られるべきことが、なぜこのような事態になったのか、悲しみと共に、遺憾に感じております。日本政府からも、早急な事実確認を早急にお願いしたいと思います」と書かれていた。
報道陣が「(妻の)良枝さんのコメントですか」と問うと、男性は「親族です」と繰り返した。建物には関係者とみられる男女が出入りしたが、報道陣の問いかけには答えなかった。
一方、ロス銃撃事件で亡くなった三浦元社長の当時の妻、一美さんの母佐々木康子さん方(川崎市川崎区)には報道陣十数人が詰めかけた。家の電気は消え、ひっそりしたまま。向かいのアパートに住む女性によると、佐々木さんは1人暮らしで15日まで国内旅行に出掛けているという。
この女性は「ロス疑惑の後に引っ越してきたので、まさか(佐々木さんが)関係者と知らなかった。事件の話はほとんどしたことがない。夕食時にテレビで自殺を知り、びっくりした」と話した。
◇ゲラゴス弁護士「ショックだ」
三浦元社長のロサンゼルスでの弁護人、マーク・ゲラゴス弁護士は11日、滞在先のイタリアからAP通信の取材に答え、「ショックだ。弁護団のうちの一人は昨日、彼(元社長)と12時間一緒にいた。彼は元気そうで、この裁判を闘うつもりだった」と述べた。
【関連ブログ】三浦和義(1947-2008)
2008/10/11
18:00:17
勝者のうらに敗者あり・・・・
監督稼業はつらいのでしょうね
【関連ブログ】阪神タイガース
監督稼業はつらいのでしょうね
最大13ゲーム差をひっくり返されるという“歴史的V逸”となった阪神。岡田監督は「巨人との直接対決で(10勝14敗と)勝てなかったのが敗因」と振り返った。そんな指揮官の8泊9日にわたる苦悩の“関東ロード”の裏側をリポートする。
≪10月2日≫「ここまで、勝った負けたで一喜一憂できることをオレもコーチも選手も幸せに思わないとな。さあ、乾杯や!」
JR新大阪駅構内のレストラン。3日からの神宮でのヤクルト4連戦に向けて上京する直前、監督は同行する担当記者とビールで気勢を上げた。
≪10月6日≫ところが、その4連戦をまさかの1勝2敗1分けと取りこぼす。監督は「最低3勝1敗」とソロバンを弾いていただけに、悔しさは募るばかりだ。遠征の夜は街に出かけることもある監督。今回ばかりは「優勝がかかっているから」と、宿舎の都内ホテルで缶詰めを決め込んでいた。だが6日夜、「ちょっと気分転換でもしようか」と記者に声がかかった。
赤坂にある行きつけの鉄板焼き店とスナックをハシゴした。監督は野球の話をソコソコに切り上げると、「お前の生き方は…」などと記者に対して約1時間の説教。この後、得意の手品を披露してホテルに戻ったのは午前5時だった。
「最近、いろいろ考えると眠れないし、何回も目が覚めるんや…」
監督の頭の中は「打てない打線をどうすればいいか」でいっぱいだった。2日後の8日に控えた巨人との直接対決を前に“うさ晴らしの宴”になったかどうか。
≪10月7日≫監督は記者を見るなり、「(午後)1時まで寝てたんや」とニヤリとした。実はこの夜、監督の口から“ドッキリ発言”が飛び出した。
「7月には(2位と)13ゲーム差あったんか。こんなん、ひっくり返されたら格好つかんわ。オレの恥や!」
その後、何かを言おうとして飲み込んだ。引責、進退伺い…。 だが、監督は気を取り直したように、「巨人にあってウチにないのはホームランやな。オフの課題ははっきりしているわ」と言葉をつないだ。翌8日の巨人との決戦に敗れて大勢は決した。
≪10月10日≫小雨降る横浜スタジアム。V逸が確定した後、監督は悔しさをかみしめながらつぶやいた。
「クライマックスシリーズ(CS)は戦力を整えて頑張るわ」
18日から始まるCS第1ステージで中日に2勝すれば、日本シリーズ出場をかけて、再び巨人に挑む権利が得られる。戦力を整えて頑張るか…。記者もそう願っている。
【関連ブログ】阪神タイガース