最新ニュース
2025/06/04
15:48:10
2008/12/04
00:00:27
経営再建中の日本航空(JAL)が、思わぬ形で海外からの注目を集めている。米CNNがJALの西松遙社長兼CEOの「倹約ぶり」を取材、その様子が放送されて、反響を呼んでいる。レポートでは、西松社長が報酬をパイロット以下にカットしたことや、都営バスで通勤している様子が紹介され、「ユーチューブ」に転載された動画のコメント欄に「米国のCEOはJALを見習うべきだ」との声が相次いでいるのだ。
■社員食堂の列に並んで会計し、昼食
CNNが東京発でJALについてのレポートを放送したのは2008年11月。西松社長が都バスで出勤したり、社員食堂の列に並んで会計し、昼食をとったりする様子が映し出されている。さらに、ナレーションでは、人件費削減の取り組みを説明する際に、「07年には、西松社長は自分の年収を9万ドルまで減らした。これは、パイロットの稼ぎよりも少ない額だ」などと紹介。
これは、JALが07年2月、07年度から4年間の中期経営計画を発表したのと同時に「社長の年収は960万円(08年3月まで)」「社長室の廃止」「社長は電車通勤」といった取り組みが始まったのを受けてのもの。JAL広報部によると、スケジュール上無理がある時や来客時以外は、原則「電車通勤と社食での昼食」なのだという。
この取り組みに対して、CNNの記者が
「世界でトップ10に入る航空会社のCEOの生活としては奇妙なのでは」
と疑問を投げかけると、西松社長は
「そんなおかしいですかね? I don't think so strange.(そんなにおかしいとは思わない) だと思うんですけど」
と、「至って当然」という様子。
さらに、レポートでは「米国のCEOは、これとは対照的だ」と続く。記者が、米議会で財政支援を求めている企業のCEOの年収が2億『ドル』 (約186億円) にのぼるケースがあることを伝えると、西松社長は
「ドル? In terms of US dollar? (米ドルで?) はぁー。ハハハ」
と、あきれた様子だった。
■「この人はすごい」といった西松社長を賞賛する声が多い
レポートが、いわば「米国の高給CEOと日本の質素なCEO」という視点で作られていたということもあり、この動画は11月23日には「JALのCEOは給料をパイロットの給料以下に減らした。他のCEOも彼から学ぶべき!」とのタイトルでユーチューブに転載され、注目を集めているのだ。12月3日19時現在で6万9000回以上が再生され、120以上のコメントが付いている。内容はというと、
「この人はすごい」
「米国では、このような強欲と富にまみれていないCEOは珍しい」
といった、西松社長を賞賛する声が多い一方、
「日本ではCEOは、それほど価値あるものだとは認識されていないので、今回の件も、それほど驚かない」
と、冷ややかな声も散見される。
経営再建に向けての取り組みが思わぬ形で海外で注目された形だが、JALは11月7日に、09年3月期の業績予想(連結)を下方修正したばかり。営業利益は前期比69%減の280億円になりそうだとみられており、「再建は道半ば」といったところ。当分は、この「倹約ぶり」は続くことになりそうだ。
【関連ブログ】YouTube
PR
2008/12/03
17:00:12
築地で働いている人にとっては職場だし、外国人観光客にしてみれば観光地だから
感覚に相違が出ますよね
【関連ブログ】外国人観光客の誘致
感覚に相違が出ますよね
東京都中央卸売市場(築地市場、中央区築地5)のマグロの競り場に、外国人観光客が多数押し掛け業務に支障が出ているとして、都は各国大使館やホテル、旅行会社に、12月中旬から約1カ月間、競り場の見学中止を通知した。築地のマグロ競りは外国人の間でも「ツナ・マーケット」と呼ばれ、秋葉原、浅草と並ぶ3大人気スポット。早朝から500人近くが訪れる日もあるが、マナーを守らない人もいて関係者から不満の声が出ていた。
マグロを扱う仲卸業者の団体によると、見学者はほとんどが外国人で、すしブームに伴って十数年前から増え始めた。取り上げる観光ガイドブックも多く、築地市場が数年後に閉鎖されることも知られ、ここ5、6年は特に目立つという。
競り場は基本的に見学者の立ち入りは禁止だが、外国人観光客が多いため市場側がスペースを設けて黙認してきた。しかし、競り場に入ってフラッシュをたいたり、マグロに触ったりして、競りの仕事を妨げるマナー違反者も多い。仲卸業者の野末誠さん(72)は「言葉が通じず注意もできない」と話す。
このため都は、12月15日から来年1月17日までは早朝の競り場の見学中止を決め、関係団体に通知した。市場担当者は「築地が注目されるのは悪いことではないが、年末年始の繁忙期に業務に支障が出たり、観光客がけがをされても困るのでやむをえない」と話す。今後、看板やチラシで周知するが、口コミで個人的に訪れる外国人観光客も多く、周知徹底には時間がかかりそうだ。
都内のあるホテルは「以前から競り場への立ち入りはできないと説明しているが、築地への行き方を聞かれれば教えないわけにはいかない。お客様の判断に任せるしかない」と困惑している。
【関連ブログ】外国人観光客の誘致
2008/12/01
23:00:02
花深く咲く処 行跡なし・・・
大自然の中では、人の足跡などすぐに消されてしまう」
または、「独自の世界を切り開いた芸術家には先をゆくものもなく、
また他者の追随をも許さぬ孤独がある・・・・
さすが 福田さんはあなたとは違うんですね
【関連ブログ】流行語大賞「アラフォー」「グ~!」
大自然の中では、人の足跡などすぐに消されてしまう」
または、「独自の世界を切り開いた芸術家には先をゆくものもなく、
また他者の追随をも許さぬ孤独がある・・・・
さすが 福田さんはあなたとは違うんですね
今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)が発表され、辞任会見の発言「あなたとは違うんです」でトップ10に選ばれた福田前首相は、「誠に光栄ですが、ご辞退申し上げます。『花深く咲く処 行跡なし』」とコメントを発表した。
福田前首相の真意は不明だが、版画家の棟方志功が、これとよく似た「花深処無行跡(はなふかきところぎょうせきなし)」という言葉を好んで使っていたことが知られている。
「あなたとは違うんです」という発言は、9月1日の辞任表明の際、「総理の発言は人ごとのように感じる」という記者の質問に「私自身は自分自身を客観的に見ることができるんです」と反論した後で飛び出した。発表直後からネットなどで話題になり、せりふをあしらったTシャツなども作られた。
【関連ブログ】流行語大賞「アラフォー」「グ~!」
2008/12/01
16:00:06
私たちが知りたいのは、真実だけです。
【関連ブログ】元若ノ鵬寿則
現役力士の八百長を「週刊現代」で告発し、それを撤回した元若ノ鵬(20=本名ガグロエフ・ソスラン)の「二枚舌」ぶりを1日発売の「週刊現代」が報じている。元若ノ鵬は11月28日の八百長告発撤回会見と、力士としての地位保全を求める抗告手続きで提出した陳述書では「ある親方の代理」と名乗る男「X」に促されての告発だったと主張していた。
だが、同誌は会見前日の同27日に元若ノ鵬が「相撲界に戻るために、それと週刊現代に迷惑をかけないために、どうすれば一番いいかを考えた。それでXさんという(架空の)人を考えて、その人に全部だまされたことにすればいいと思った」などと、同誌に語ったとしている。
一方で元若ノ鵬の代理人の宮田真弁護士は同30日、「正式には記事を見てから対応となるが、本人は私に『週刊現代にそのようなことは言っていない』と話している」と説明。その上で「Xの存在は、私は随分前から聞いていたし、週刊現代もその存在を知っていたはずです」と話している。
【関連ブログ】元若ノ鵬寿則
2008/11/29
21:00:08
無期懲役刑の服役中に死亡した受刑者は、98~07年の10年で計120人に上り、仮釈放者数の計79人を上回っていることが法務省のまとめで分かった。07年末の無期受刑収容者は戦後最多の1670人。無期懲役が実質的に、仮釈放のない終身刑に近づいている現状が明らかになった。
過去10年の無期懲役確定者は計887人。年々増加傾向にあり、06年は期間中最多の136人だった。07年末現在の収容者の平均年齢は52.9歳。40年以上の長期収容者は18人で、うち5人は50年以上収容されている。
仮釈放までの平均収容期間は98年に20年10カ月だったが、06年は25年1カ月に延びた。07年は仮釈放者が1人で31年10カ月。過去10年では9割近くが20年以上を要している。一方、無期懲役受刑中の死亡者は01年以降、年11~18人と2けたで推移。04年以降は毎年、仮釈放者数(年1~10人)を上回っている。
収容長期化の原因として法務省幹部は、被害者感情を背景とした厳罰化の傾向や、04年成立の改正刑法で有期刑の上限が20年から30年に引き上げられたことなどを挙げている。
【関連ブログ】終身刑創設構想